プログラミング的文芸
デュアルライティングとエクソシストゲーム - ファッキンガム殺人事件 - ファック文芸部を読んだので、プログラミング関する用語の一部(主に言語関連)を小説に当てはめてみることにします。
「なんであれが無いのか」といわれる様なものが沢山残っていると思われますので、遺漏がありましたらコメントするなり自分のサイトに書くなり周囲の人間に話すなり自分の脳内に死蔵するなりして下さい。
- 構造化小説:小説の中では goto文を使わないようにしましょう。
- goto文を使うと話があちこちに飛ぶため、流れがわかりにくくなります。適当なループを使ったり、サブルーチン化したりしましょう。
- ゲームブックは goto だらけだよね。でも普通に読めるよ。
- オブジェクト指向小説:登場人物を始めとするオブジェクトがメッセージを送りあうような小説。
- 会話主体と書簡形式を両方含んでしまうような。
- 関数型小説:副作用がない。登場人物は同じ状況では常に同じ行動をする。
- 童謡の「山羊さんゆうびん」的な恐怖
- http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/tech/1145115971/338 に違う意味で実装された例があります。
- スタック型小説:登場人物や張っておいた伏線は、基本的に新しく出てきた方から使われる。
- 長期間放置されていた登場人物にようやく順番が回ってきたものの、読者は誰だか忘れてしまっていた。
- 機械語小説:人間には読めない
- イベント駆動型小説:賞とか同人誌即売会とかがあると書き始める。
- ページ記述小説:製本されているだけのような気が。
- 文脈自由小説:文脈から自由になった小説。
- 前衛的なものになりそう