ゴルフに使えるかもしれないけど、使い道がすぐには思いつかないオペレータ

kshow

実行可能配列と文字列を引数にとる。文字を表示しつつ、文字と文字の間それぞれで実行可能配列を実行する。実行可能配列を実行する前に、両側の文字コードがスタックに積まれる。
たとえば、wave line の画像版はこんな感じになる。

%!PS
gsave
    /Helvetica findfont 10 scalefont setfont
    5 15 moveto
    {
        2 copy ne{
            lt{
                0 10
            }{
                0 -10
            }ifelse
            rmoveto
        }if
    }(31415926535897932384626433832795028)kshow
grestore

currentpoint が決まっていないと使えない、ループの対象が文字列だけ、という(当然の)制限があり、使いどころが難しい。 Bronspeak あたりなら有効活用できるかもしれない。

defineuserobject, execuserobject

非負整数 n と任意のオブジェクト a を引数をスタックに置き、defineuserobject を実行すると、UserObjects という配列の n 番目に a が代入される。UserObjects は自動的に作られ、長さが足りなければ自動的に伸ばされる。さらに、n をスタックに置いて execuserobject を実行すると、a が実行される。

10 (Hello, World!\n) defineuserobject
10 execuserobject % 文字列 (Hello, World!) がスタックにプッシュされる
print
11 {(Hello, world!\n)print} defineuserobect
11 execuserobject % {(Hello, world!\n)print} が実行される

実行結果

Hello, World!
Hello, world!

名前をつけて後で使用するだけなら def を使った方がいい。使いどころとしては、ソートキーが非負整数で同じ数が存在しない場合のバケットソートくらいかな?

あ、だめだ

kshow も defineuserobject もバイナリ化できない。