Fortran で Quine
Fortran 95 で Quine を書いてみました。
character*45 s/45h(18hcharacter*45 s/45ha,1h//13hprint s,s;end)/ print s,s;end
Fortran にはホレリス定数H型編集記述子というのがありまして、これは正の整数 n の後に h を書くとそれに続く n 文字が文字列になるという代物で、例えば 4hhoge などとすると、'hoge' という文字列になるのですが、文字列を書いたり書き換えたりする度に文字数を数えなければならないし、文字列が長くなるとどこで終わるのかぱっと見で分からなくなるので、基本的には不便なものなのですが、Quine を書くときはクオート文字のエスケープを考えなくていいので便利です。
2008-11-02 の分類でいうと、「ヒアドキュメント」や「%Q{} やら %{}」にやや近いでしょうか。