ゾンビー!!

哲学的ゾンビについて思ったこと

哲学的ゾンビにはその際に楽しさの「ウキウキ」とした感覚も、怒りの「ムカーッ」とした感覚も、議論の厄介さに対する「イライラ」とした感覚も、全くない、という点である。またこのような気分だけではなく赤いものを見たとき感じる「赤のクオリア」、音のクオリア、味のクオリア、匂いのクオリア等々、ありとあらゆる内面的経験を全く持たない。

哲学的ゾンビ - Wikipedia

○○のクオリアは持っているけど××のクオリアは持っていない、という存在も想定できるので、持っているクオリアの数を使って「哲学的ゾンビ度」を定義できるのではないか。

  • 共感覚を持ってない人は持っている人より哲学的ゾンビ度が高いということになるのだろうか。
  • 膝を金槌で叩いた時に、単に反射で足を上げる人は、「膝に金槌クオリア」を感じてから足を上げる人に比べて哲学的ゾンビ度が高い。
  • 人間よりもはるかに多くのクオリアを持った存在から見れば、人間なんてほとんど哲学的ゾンビだ。

定義から、普通の人間と全く区別がつかない。

同上

どうやらクオリアの有無はその人の行動に何の影響も与えないらしい。
自分を哲学的ゾンビだと知っている哲学的ゾンビに、自白剤を投与して哲学的ゾンビなのかどうか聞けば、区別できるのではないか。

まとめ。そうねえ。Final Fantasy V のゾンビの盾は素晴らしい、ということしかないんじゃないの。